まなぶ,みがく。

自分で学び、自分を磨く。学習と研鑽にいそしもう。

南の島の記憶

日本を飛び出る。海外から日本を見る。

南の島の記憶は、頑丈である。 夏を目の前にすると、必ずあの記憶が甦る。 太陽、空、雲、海、砂浜、人の笑顔。 南の島は、それらで満ちていた。 この時期になると、 それらが私を呼ぶかのように、 鮮明に思い出される。 日本を飛び出る。 海外から日本を見…

沖縄って……

いい感じ 県民所得は全国で下の方だと思うんですけど 子どもバンバン産んでる感じ 命どぅ宝 おじいもおばあも元気元気 地上戦を生き延びた人たちの逞しさ 占領の歴史を耐え抜いてきた人々のしたたかさ すごいね沖縄…… 落ち込んだとき 元気がないときに 沖縄…

市場のにぎわい

フィジーのナンディに滞在中のこと。 私は食事をとるためにホテルから外に出ると、 たいがい市場に向かって歩いていました。 市場。マーケット。 そこには、ナンディの人々の口に入る食料が、 集められ売られています。 そして。 それらを求め品定めする人々…

あの素晴らしい青をもう一度

はじめての南の島、 それはパラオでした。 到着したのが夜だったので、 その日は海を見ないまま、 眠りにつきました。 翌朝。 ホテルの窓から、 海が見えたのです。 素晴らしく青い海が。 簡単に青と言っては、 申し訳ないような、 複雑に変化に富む青。 空…

沖縄ことば

沖縄の人と話すとき、 沖縄の言葉で話されると、 途端にこちらの心拍数が上がってしまいます。 何を言っているのか、 さっぱりわからないからです。 見事に、日本語とは違う言語に思えてなりません。 沖縄の人、とりわけ年配の方などは、 こちらに合わせて話…

海に流れ出るものたちよ!

ヤップ島では、 リゾートにいるという感覚よりも、 南の未開の島に足を踏み入れてしまった、 という印象のほうが強く残っています。 民家の前の私道に、 無造作に置かれている石貨を見ていると、 いつの時代にタイムスリップしたのだろう、 という奇妙な錯覚…

英語の夢

南の島で過ごすとき。 現地の人と会話するためには、当然英語を使わないといけないわけですが、それほど英語力があるわけでもない私は、ありったけのボキャブラリーを駆使して、身振り手振りも交えて、なんとか意思疎通をはかろうとします。 こちらが必死に…

チャンプル魂

沖縄の歴史や文化に詳しいわけではありませんが、 ウチナーンちゅを見ていると、 内地とは違った歴史や文化によって、 独特の風土がつくられてきたのだろうと想像できます。 食べ物にはチャンプルーがあり、 宴の席にはカチャーシーがあるように、 琉球王国…

田舎に泊まろう!~フィジー編

一人でフィジーを旅していて、一度だけ現地の人の家に泊めてもらったことがあります。 今から思うと無謀なことをしたような気もしますが、本当に私を歓迎してくれるフレンドリーなおじさん一家でした。 それほど大きくはない農家で、現地の人の素朴な生活を…

お通りだぁ~い!

宮古島。 そこには、「お通り」という、 酒の飲み方があります。 要するに、飲めといわれりゃ飲まなければならない飲み方です。 それがグルグルとめどなく続くわけです。 私は1回だけ参加したことがあります。 参加することが予めわかっていたので、 その時…

ダイビング

ダイビングのライセンスを、 取ることは取ったのですが、 それほど多くもぐった経験はありません。 私はどちらかというと、 ボンベを背負わずに、 シュノーケルで素もぐりする方が好きです。 旅に出たいなぁ、と思った人は、こちらへ!

海人の黒き輝き

沖縄の青い海に浮かぶ小さな漁船、 そこには海人<うみんちゅ>が乗り、 漁をしています。 彼らの、なんとたくましいことか。 真っ黒に日焼けした顔をこわばらせ、 海と格闘している様を見ると、 人間が本来、狩猟して子孫を残し、 現代の私たちにつながって…

マナ島はナイスなリゾート

フィジーの中で、 いちばんリゾートらしいリゾートといえば、 マナ島であると思います。 小さな島ですから、 島全体がリゾートホテルのようで、 楽しいアクティビティが、 いろいろ用意されていて、 滞在者を飽きさせません。 島の北と南にビーチがあって、 …

パラオの船釣り

ずいぶん前のことですが、パラオに滞在していたとき、船釣りに行きました。 夕方、小型のレジャーボートで沖に出ました。そのとき、私は初めての船釣りでしたから、ワクワクしていました。 ところが、渡されたのは、針の付いた釣糸のみ。手釣りでした。 それ…

イカ釣り

冬の季節だったと思うのですが、沖縄の離島で、イカ釣りをしたことがあります。 エビの形をしたエギ(?)の仕掛で、防波堤から釣りをしました。 イカの引きはなかなか力強く、やりとりがとても面白かった記憶があります。わりと大きなイカを釣り上げました。 …

ヤギ肉

しし肉のことを書いていたら、 沖縄で食べたヤギ肉のことを思い出しました。 たしか現地では「ヒージャー」と、 言っていましたっけ。 専門店みたいなところへ誘われ、 おかゆの中にヤギ肉を入れたものを、 食べました。 味は、言いようのない、 臭み、油っ…

旧正月

マレーシアの地方都市のマーケットでのことでした。 中国系の商店が建ち並ぶそこは、 旧正月を祝うことになっているようです。 2月だったかにそこを訪れた私は、 正月をとっくに過ぎた時期に、 正月を祝っている様子に、 新鮮な驚きを覚えた記憶があります…

フィジーの食事

たとえばナンディに滞在しているとすると、 レストランで食事をするわけですが、 そのレストランの種類は、 大きくわけて二つ。 中華かインド料理か。 したがって、 日に二度中華かインド料理を食べることは、 ごく当たり前のことなのであります。 この二つ…

海の色

那覇空港に着陸しようとするとき、 海の色はエメラルドに輝いていました。 初めてその海の色を見たとき、 胸が弾むような、 ワクワク感を抱きました。 きれいな海の色は、 心を躍らせてくれるのだ。 フィジーの国内線に乗って、 離島へと旅するとき、 小型飛…

フィジーの寒さ

南半球にあるフィジーは、 7月頃、いちばん寒くなります。 その時期に訪れたことがありますが、 たしかに夜になると冷え込みます。 現地の人は、 ジャンバーを着込んでガタガタ震えています。 日本の冬を知っている者からすれば、 ちょっと涼しいかな、 っ…

ホテル鎌倉!?

フィジーのコーラルコーストあたりで、 私はホテルを探していた。 タクシードライバーに 「いいホテルはないかね」 きざっぽくそう尋ねた。 「ホテル・カマクラ」 ニヤつきながら、ドライバーが言った。 鎌倉の人には悪いが、 こんな南の島にある「ホテル鎌…

巨大ウニ

マレーシア・ペナン島でのできごと。 マレーシアに入国してから、あちこちを何日間かまわり、 やっとの思いでペナン島に到着。 そこまで、いっさい海の中に入っていなかったので、 ホテル前に広がるビーチに飛び込んでいきました。 しかし。 海の水はにごっ…

原住島民って…

フィジーの首都スバのホテルに泊まっていたとき。 夜中、近くの酒場で、 酔って大騒ぎしているフィジアンの人たちを見かけました。 同じような光景は、 パラオの首都コロールにおいても、 目撃していました。 南の島の原住民は、 おおむね酒が好きで、 酔っ…

ヤップの石貨

パラオへ行ったとき、 数日間の短期滞在でしたが、 ヤップに立ち寄りました。 島のあちこちの民家の軒先に、 あの有名な石貨がゴロン、 と置き去りにされているのを見ました。 昔ながらの暮らしのエッセンスが、 そこに留まってる様子を見て、 私は感激した…

死海にて

南の島ではないのですけど、 イスラエルに行ったときのこと。 おもにエルサレム周辺を歩き回ってから、 死海に到着しました。 水着に着替え、 水の中に入ってみました。 みんながするように、 水にすわるようにして尻を下にすると、 水に浮くではありません…

プーケットで…

友人3人とプーケットへ 行ったときのことです。 タイ料理は大好きだと自認していたのですが、 現地に着いた早々、食あたりか水あたりか、 腹の具合が悪くなってしまいまして、 ずっとホテルのベッドでうなっていました。 海に入るどころか、 ビーチを見た記…

スバ・ナウソリ空港にて

フィジーには小さな離島がいくつもあって、 その離島に行くために、首都スバにある ナウソリ空港をしばしば利用しました。 10人乗りくらいの小型機に乗るものですから、 チェックインの時に必ず体重計に乗らないといけません。 機体の左右のバランスをとるた…

パラオの思い出

パラオに行ったのも、ずいぶん昔のことですが、 ダイビングをしたり、フィッシングを楽しんだり、 最高のリゾートです。 現地の人が、ビンロージュ(?)の実を 噛んでいるのを見て、真似してやってみました。 味は青臭かったような記憶がありますが、 噛む…

フィジーの記憶

10年以上も前のことですけど、 南の島、フィジーで 1ヶ月くらい暮らしたことがあります。 現地の人とも仲良くなって、 インド人のタクシードライバーの 家に招待されて、 カレーをご馳走になったりしてました。 忘れられない彼の言葉 「僕は経済的には貧し…