まなぶ,みがく。

自分で学び、自分を磨く。学習と研鑽にいそしもう。

海に流れ出るものたちよ!

ヤップ島では、
リゾートにいるという感覚よりも、
南の未開の島に足を踏み入れてしまった、
という印象のほうが強く残っています。
民家の前の私道に、
無造作に置かれている石貨を見ていると、
いつの時代にタイムスリップしたのだろう、
という奇妙な錯覚を味わいます。
あるビーチで水浴びしていると、
そのビーチに流れ込む川の少し上流では、
人の住む家が点在していて、
その家のトイレは川の上にあり、
排泄物はすべて川に垂れ流していました。
ぎょぎょ!
人間の排泄物は海に流れ、
肴のエサになり、
水浴びする旅人の体に…。
おえっ~!
ってほどには、私はびっくりしませんでしたけどね。
人間は、大海の中ではきわめてちっぽけな存在で、
ちっぽけな存在の排泄物なんか気にしていたら、
海に浸かる資格もないことくらいわかっていましたから。
海は、清濁あわせてのみ込みながら、
偉大なる水の循環を繰り返しているわけです。
いやぁ~、海って、ほんと~にすばらしいですね!
ぴっちぴっちやっぷやっぷらんらんらん♪

 

 
コメント
おはようございます。
いつもながら冴えた文面、お見事っ!
ホントに海は偉大ですねぇ。
広くて大きくて清濁飲み込みながら地球と共に生き続けてきた海。
ヒトは海のようになれたらどんなにか素敵なことだろう?
そう思わされた今回も胸キュン♪な名文、ありがとうございました。
2010/3/3(水) 午前 9:29