まなぶ,みがく。

自分で学び、自分を磨く。学習と研鑽にいそしもう。

昨日見た夢

夢だから、細部の情景を覚えているわけではありません。
ただ、林の中のところどころに、水色の花が咲いていたのは、
はっきりと記憶しています。
一面が緑色の中で、淡い水色だけ浮いて見えていました。
それがまるで木々を濡らす水滴のシンボルのように、
林の中は水分だらけのようでした。
雨上がりなのでしょうか、木々の葉はもれなく濡れていて、
木漏れ日があたるところでは、
水滴が蒸発して大気の湿度を上昇させています。
シダだかコケだかの匂いが立ちのぼり、
僕の鼻孔をくすぐっています。
蒸し暑く息苦しい林の中で僕は、
一人で筍を探して歩き回っていました。
地面の枯れた笹の葉を踏みながら、
爪先に神経を集中させて歩き、
筍の先端を足先で発見しようとしているのです。
しかし、見つからないまま、
僕は足先を見つめたり、
周囲の水色の花に目をやったり、
溜息をついたりしながら、
歩き回り続けていたのです。
夢だから、何の脈絡もなく
ただ突然林の中に放り込まれ、
ひたすら歩き回る自分がいるだけです。
筍を探していたとういのも、少し曖昧で、
実は金鉱脈を探していたのかもしれませんし、
落とし穴がないか確かめながら歩いていたのかもしれません。
そのへんは、定かではないのです。
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目覚めると、
汗をかいていました。
寝苦しい夜に見た、
湿気たっぷりの夢でした。
やれやれ。