まなぶ,みがく。

自分で学び、自分を磨く。学習と研鑽にいそしもう。

理想論

痒い所に手が届かないとイライラする。
自分のカラダなのに、自分ではどうすることも出来ないもどかしさ。
一方。
自分が、何となく漠然と感じたり思っていたことを、明解な言葉で表現してくれる人に出会うと、スッキリ爽快感。
自分の身の程を弁え、他者の力の偉大を認めることを忘れないようにしたい。
人間関係は、まずもって謙虚な姿勢から。高飛車でもなく、低姿勢でもなく、自分の目の高さから、フィルターをかけずに素直な気持ちで相手と対したい。
社会生活を営んでいれば、そんな理想論が通用しない、難しい局面もあるのだろうけど、気持ちの基礎には、理想論を据えて置きたい。
理想のない無節操には、なりたくないから。あるべき姿が見えていて、そこに向かって近付く努力をしたいから。
間もなく。
蝉時雨の季節。地中で長い時間を過ごした蝉達が、次の命につなぐため、力の限り鳴く様子から、僕は何を感じるのだろうか。去年より一つ歳をとった自分に、蝉の懸命な鳴き声が、どう聞こえるだろうか。
蝉達は、どんな理想を持って、はなかい地上生活を過ごしているのだろうか。